ぼすきーアドカレ2024 12/15 ノイズ処理の話by真䯂
皆さんおはこんばんちわっす!妖怪オンゲントロです!
合成音声を作るときに欠かせないのがノイズ処理、基本的にノイズ処理は避けては通れません
ノイズ処理が不要なほど整った環境を使える人の方が珍しいですからね
まあ私はぼ民ならノイズ処理引き受けているのでコーパスぶん投げてくれればノイズ処理して投げ返すんですけど「ノイズ処理含めてできれば自分でやってみたい」っていう人も割といらっしゃるようなので、今回は私のノイズ処理の知識をまとめておきます
※思いついたことをそのまま殴り書きしているので結構文章ごちゃっついてますごめんなさい
※なお筆者は普段RX 10 Standardを使用しているため、知識がRX 10 Standardに偏っている部分があります、また、RXの最新版は執筆時点で11ですので最新版にて追加、変更された機能についての知識は不完全ですのでご了承ください
※この記事は、「ぼすきー Advent Calendar 2024」参加記事です。
その前に…(録音ソフトの話)
ノイズ処理をするとは言っても限界があります、ファイル形式の変換はなるべく行わずに済むのが理想です(特に拡張子)
また、録音ソフトによって音質が変わる可能性もあります(未検証なので正しいかはわかりませんが)
なので基本的にOREMOもしくはRecStarを使ったほうがいいです
ノイズ処理とは関係ないですが、ファイル名のつけなおしなども楽になるのでにOREMOかRecStarを使いましょう、MYCOEの場合10文とかならともかく、文数が増えてくるとOREMOかRecStarを使わずに録音した場合リネーム作業が地獄になります、UTAUの場合も多分地獄だと思います
それでは本題に参りましょう!
では、ノイズ処理の説明に移ります
今回は「UVr5」「Clarity™ Vx」「RX」について解説していきます(おまけもあるよ)
(audacityの話はしないんかい!って言われそうですけど、そもそも使い方よくわからんかったのでパスで)(audacityの話は去年のアドカレで記事書かれているらしいですよ…?)
使い方の解説はそこそこに、ソフトごとの長所短所を重点的に解説していきます
UVr5
本来は曲からボーカルをぶっこぬくソフトらしいんですが、ノイズ処理にも応用できるらしいです
操作が簡単、ちょっとポチポチするだけで完了する
逆に言うと細かい設定はあんまりできない、MODELはいろいろ種類あるけどどれがどういう結果になるかぱっと見ではわからないのでトライアンドエラーするしかない(今回は解説記事の通りにしかやってないからどうなるかはわからない)
そこそこノイズは小さくなるが、MYCOE学習に使うとなる時になるくらいは残る
ポップノイズに対しては無力、おそらく声の判定が出てるんじゃないかと
あと出力音声がステレオになるっぽいのでモノラルに直す必要がありそう
部屋鳴り(反響)は多分どうにもならない
Clarity™ Vx
Wavesが販売している有料のノイズ処理専門のVSTプラグインです、VSTプラグインなので単品では動きません、外部プラグインを使えるフリーのDAWをどこかからDLしてきましょう、audacityでも起動はできるっぽいけど「音をプラグインに聞かせて学習させる」という工程が必要になるのでaudacityでちゃんと使えるかはわかりません、音声ファイルは数周させるといいらしい
操作が簡単、いわゆるワンノブ、モード切替のボタンはあるが合成音声作る時はBroad2にしておけばよさそう、細かい調整はあまりできない
録音した音声が小さいとうまくいかないかも、連続的なバックグラウンドノイズならかなりでかくても何とかなる
全体的にそこそこ良い感じにはなるが、細かいところがちょっと気になるときがあるリップノイズとかポップノイズが残ったりすることがある
Clarity™ Vxはセール常習犯なので定価で買ってはいけない
部屋鳴り(反響)は別プラグインのClarity™ Vx DeReverbが必要(良い検証用音声素材がないため割愛)
上位版のClarity™ Vx Pro(Clarity™ Vx DeReverb Pro)もあるが値段差に対して性能はそんなに大した違いないのでこっちは買わない方がいい
※今回の解説にはデモ版を利用しています、俺はClarity™ Vx買ってないです
RX
iZotopeのノイズ処理専門ソフトです。Elements・Standard・Advancedがあり、Standard以上には RX Audio Editorが付属するため単品起動ができます。Elementsを使うときは外部プラグインを使えるフリーのDAWをどこかからDLしてきましょう
とにかく機能が多い、そのおかげでいろんなノイズに対応できる、ただし初見だと何をどう使えばいいのかわかりにくいかも(ただ個人的にはaudacityよりは使いやすいような気がする)
かなりユーザー数が多いので、YouTubeとかに解説動画が豊富にある、専門用語多めではあるが、iZotope Japan公式の解説動画もあるため意外とかなんとかなりそう
性能は高いが、その分値段もクソ高い、値段のせいで正直お勧めしにくい
グレードごとの評価
Elements:そこそこ優秀ではあるが、Voice De-noiseだとバックグラウンドノイズによっては声がこもったような感じになることがある、部屋鳴り(反響)の処理ができるDe-reverbもついてくる
Repair AssistantにはiZotopeと言えばなAI機能付きのためAIにある程度設定させといて微調整するだけでそこそこ良いのができる、ボイロ(広義)を1~2人くらいお迎えできる値段(記事公開時点で16,900円)ではあるが、ごくまれにではあるが無料配布が来るときもあるので来た時には絶対もらっておくべき(次いつ来るかはわからんけど来たら多分一部のぼ民が騒ぎだすだろうし俺も騒ぐ)
Standard:大体のノイズなら困ることがない、参考として出してる音声はRX10のSpectral De-noise+Mouth De-clickなのでこれにさらに優秀なDialogue Isolateが使えるため個人的には最強だと思っている、ただし値段がクソ高い(記事公開時点で67,800円)、かなりセールを頻繫に行っているものの、それでも3万ちょい~4万する、高い
(俺がRX10からアップグレードしてないのも値段のせい、アップグレード版でも高ぇよ)
作曲とかする人でOzoneとかNeutronとかその他いろいろなiZotope製品が欲しいよっていう人はセール時に(←ここ重要)Music Production Suiteを買うのがよさそう、Music Production Suiteのセールを狙うならiZotopeの何かの期間限定無料配布をもらっておくとクロスグレードに使えてさらにお得に買えることもあるから何か来たらもらっておこう、そうじゃないならあんまりおすすめしません
Advanced:機能はめちゃくちゃ多いがユーザーモデル制作だと役不足、おまけに鬼高い(記事公開時点で200,600円)、RX11からDialogue IsolateがStandardでも使えるようになったので正直Standardで十分、Advancedをわざわざ買う必要はない、Advancedはまじのプロが使う用の物なので…
(Advancedを買うなんてぼ民だとおじきりくらいの大富豪じゃないと無理だしたとえおじきりだとしてもこんなの買うくらいならボイロボカロ(広義)に金使ったほうがいい)
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おまけ
Q.そもそもおまけって何?
A.こういうソフトもあるよって軽く紹介する感じのやつです、上三つの解説に比べると簡単な紹介くらいになります(正直な話いろいろな理由であまりおすすめではない奴だったりする)
あとはEQとかGateとかみたいな一般エフェクトの話もします